★カスタム★CBR250RR【BREMBOブレーキ】装着作業

ブレンボ『キャリパー』と『マスターシリンダー』と『ステンレスメッシュホース』交換 実は、今回の作業で一番の難所だったのは・・・

ナップス練馬店のヤマGUCCIです。
カスタムのご依頼をいただきました。

ホンダ CBR250RR 
ブレンボキャリパー』マスターシリンダー』ステンレスメッシュホース』交換

ご覧の通りブレーキキャリパーが大きくなります。


純正ピンスライド式2ポッド(片側から2ピストンで押すタイプ)
ブレンボ対向4ポッド(2×2の両側からピストンで押すタイプ)

キャリパーピストンの面積が増えますので、パッドを押す力はより強力になります。

ピンスライドタイプに比べて対向ピストンの方が、より正確なブレーキタッチになります。



ブレンボキャリパーを装着するには、車両専用のキャリパーサポートが必要です。

キャリパー装着完了!


次は、ブレーキマスターシリンダーの交換です。
ABS付車両なので、
『マスターシリンダー』→『ABSユニット』→『キャリパー』
この様にブレーキホースをつないで行きます。
その為に、カウルを外して行います。

ABSユニットにつながるパイプとステンレスメッシュホースを接続

そのままでは形状が違いますので、フレアナットアダプターを使用します。
※ABS無しの車両ですとダイレクトにキャリパーにつながります。


外した純正部品がこちらです。
ずいぶんと雰囲気がガラッと変わりますよね~。
性能も変わりますよ。


実は、今回の作業で一番の難所だったのは・・・リザーブタンクのステーでした。

マスターシリンダーのキット付属品のステーが大きく車体とのマッチングが良くなかったので
『POSH製の汎用ステー 8cmを』 曲げ加工して使用しましてた。

ハンドルを切っても当たらない場所、リザーブタンクとマスターシリンダー間ホースのとり回しなど複数の要素をクリアする場所を探し出すのが大変でした。

メッシュホースをつなぎ、エア抜きをして作業は完了しました。


RCSブレーキマスターシリンダーはレシオ変更ができます。
20から18と、テコの働く位置が変更できます。
ブレーキの効きかたを変えられる優れた機能なんです。
レースシーンだと路面のコンディションなんかで変えたりします。


また、ブレーキレバーの距離の調整もここのダイヤルを回すと変更できます。
手のサイズや好みで調整できます。


▽一番遠いとこんな感じ

▽一番近くするとこんな感じです。
※近づけすぎるとレバーとスイッチボックスが干渉しますのでほどほどに!


軽い力で、より正確なブレーキタッチになりましたょ
もちろん、ブレーキの性能もグレードアップ!!

次なるカスタムのご依頼お待ちしておりま~す。


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