バイクの冬服どうする?重ね着と電熱インナーで防寒完璧!おすすめアイテム18選!

冬のツーリングは気持ちいいけれど、やっぱり悩まされるのが「寒さ」。走行風は思った以上に体を冷やすので、快適に走るためには服装選びがとても重要になります。 そこで役立つのが、ベース・ミドル・アウターを組み合わせる「レイヤリング」。重ね方を工夫するだけで、同じ気温でも暖かさと動きやすさが大きく変わります。最近は電熱インナーも普及して、冬走行のハードルがぐっと下がりました。 この記事では、冬のライディングをもっと楽しくするために、服装選びの基本とレイヤーの考え方をわかりやすく紹介します。

目次

冬用ライディングウェアの基本は“レイヤリング (重ね着)”

冬のライディングでは、ただ着込むだけでは十分な防寒にはなりません。
動きやすさと暖かさを両立するために大切なのが、服を“役割ごとに重ねる”レイヤリングという考え方です。

レイヤリングは3つの役割で構成
 ・ ベースレイヤー(肌着):汗を吸って乾かす“土台”
 ・ ミドルレイヤー(中間着):空気を含んで“保温する層”
 ・ アウターレイヤー(上着):風・雨を防ぐ“シールド”

この3層を意識するだけで、体温の維持力と快適性がぐっと上がります。

なぜレイヤリングが必要?
 ・ 厚着だけだと動きにくく、汗冷えしやすい
 ・ 気温差や走行風に対応しづらい
 ・ それぞれの層に役割を持たせることで、快適さと安全性を両立できる

レイヤリングのメリット
 ・ 気温に合わせて調整しやすい
 ・ 電熱インナーとも相性が良い
 ・ 長時間走っても体温が安定しやすい

冬の服装に迷ったら、まずはこの“3つのレイヤー構成”を意識することから。
状況に合わせて組み合わせを変えるだけで、寒い季節でも快適に走れる装備が整います。

ベースレイヤー (インナー) の選び方(蒸れを逃がして汗冷え対策)

冬でも走っていると、意外と汗をかくもの。
信号待ちや街中でのストップ&ゴーを繰り返すと、その汗が冷えて体温を奪う“汗冷え”が起こりやすくなります。
そんなトラブルを防ぐカギになるのが、肌に一番近いベースレイヤーです。

選び方のポイント
 ・ 吸湿速乾性の高い素材を選ぶ
 → 汗を素早く吸い上げて乾かし、肌をドライに保つ

 ・ おすすめ素材:ポリエステル・ナイロン系
 → 軽くて乾きやすく、発熱タイプよりも温度調整しやすい

 ・ 発熱系インナーの使いすぎに注意
 → 暑くなりすぎて汗をかくと、逆に冷えの原因に

 ・ フィット感と縫い目にも注目
 → 体に沿う設計&シームレス仕様だと、長時間でも快適

ベースレイヤーの役割
 ・ 汗冷えを防ぐ“温かさの土台”
 ・ ミドルレイヤーの性能を最大限に引き出す
 ・ 一日中、体温を安定させる


「まずはベースから整える」。
この一枚を見直すだけで、冬のライディングの快適さは驚くほど変わります。

重ね着と相性抜群!冬におすすめのバイク用インナー5選!

ラフアンドロード (ROUGH&ROAD) もちジョイ<超極厚地>丸首長袖シャツ&タイツ

極寒ツーリングの味方として定評のある「もちジョイ」シリーズの中でも、最も厚く、最も暖かい超極厚モデル。
厳冬のライディングでもしっかり体を包み込み、まるで毛布を着ているようなぬくもりを与えてくれます。

生地には旭化成の「サーモギア」糸を採用。従来の極厚地にサーモギアを組み合わせることで、さらに保温力と快適性がアップ。冷え込みの厳しい早朝や雪道ツーリングでも体温をしっかり維持します。また、サーモギアは吸湿発熱性と調湿機能に優れており、汗をかいてもムレにくく、自然な暖かさを長時間キープします。

トップスとタイツを合わせて着れば、首から足元まで保温の“隙なし”。真冬でもライディングを楽しみたいライダーにこそ試してほしい、究極の耐寒アンダーウェアです。

ゴールドウイン (GOLDWIN) 光電子ハイブリッドアンダーシャツ GSM24855

冬の走行で感じる“刺すような風の冷たさ”を抑えてくれる、高機能アンダー。
「光電子」による自然なぬくもりと、防風素材「ZAMZA(ザムザ)」の組み合わせで、冷えやすい首・胸・上腕をしっかりガードします。ライディングポジションを前提に設計されているので、走行中に風を受けやすい部分だけを重点的に防御。寒風の中でも体幹の暖かさを長時間キープしてくれます。

素材は「サーモライト光電子ハニカムダブルフェイス起毛」をベースに、吸汗速乾・ストレッチ性能も兼ね備えた贅沢仕様。動きやすくムレにくいのも魅力です。さらに腰や裾まわりには薄手素材を採用し、重ね着してもゴワつかない快適なフィット感を実現。

防風・防寒・速乾・ストレッチの4拍子がそろったハイブリッドモデルは、冬のツーリングやロングライドのインナーとしてまさに理想的な一着です。

ゴールドウイン (GOLDWIN) 光電子 スーパーヘビーウエイトハイネック GSM24057

極寒シーズンでも頼れる、GOLDWINの最上位クラス・超厚手アンダーシャツ。
軽量保温素材「サーモライト」と、遠赤外線効果で知られる「光電子」を組み合わせ、首元までしっかりとあたためてくれるハイネック仕様です。冷たい風が吹く冬の朝でも、インナーとは思えないほどの保温力を発揮します。

「光電子」は、糸1本1本に微粒子セラミックスを練り込み、身体から放たれる熱エネルギーを吸収して再び戻すことで、自然な暖かさが長く続くのが特長。この特殊素材は世界12カ国で特許を取得しており、その実力は折り紙つきです。

素材に使用される「サーモライト光電子ハニカムダブルフェイス起毛」は、吸汗速乾性とストレッチ性にも優れており、厚手ながらムレにくく動きやすい設計。長時間のライディングでも快適な温度を保ち、冬ツーリングをしっかり支えてくれます。

寒さに本気で備えたいライダーにこそおすすめの、頼れる一枚です。

山城謹製 温熱プリントインナートレンカ

寒い日でもしっかり暖かい、遠赤外線効果を持つ高機能インナー。
鉱物を練り込んだ顔料をプリントすることで、身体の熱を効率よく反射し、自然なぬくもりをキープします。裏地は高起毛仕様で、履いた瞬間から柔らかい肌ざわりとあたたかさを感じられる仕上がりです。

ライダー専用設計の「ボディーレギュレーターシリーズ」らしく、腰をしっかり覆うドロップテールや、裾のまくり上がりを防ぐカッティングなど、細部まで走行姿勢を考えたデザイン。フィンガーホールも備えており、重ね着してもズレにくく快適です。

薄手ながらも高い保温力があり、パンツの下に履いてももたつかないのが魅力。『軽くて暖かい・着心地がいい・動きやすい』3拍子そろった万能インナーです。

デイトナ (DAYTONA) 防風ハニカムゲルパンツ DI-010

長時間の冬ツーリングでも“お尻が痛くならない・冷えない”を両立した、ライダーのための防風インナーパンツ。
人気のゲルパンツに防風PUコーティングをプラスし、冷たい走行風をしっかりシャットアウト。裏地には起毛フリースを採用し、肌触りの良さと保温力を高めています。

お尻部分にはハニカム構造のゲルパッドを内蔵。衝撃吸収性に優れ、長距離走行による疲労や痛みを大幅に軽減します。さらに、蒸れやすいお尻・ひざ裏部分だけはコーティングを省いたハイブリッド仕様で、通気性と快適性を両立しています。

9分丈のインナーパンツ形状で、ウインターパンツの下に履いてももたつかず、動きやすいストレッチ性も確保。冷気の侵入を防ぎながら、柔らかなゲルクッションで快適な座り心地を保てる。そんな理想を形にした一枚です。

ミドルレイヤーの選び方(保温の要)

ベースレイヤーで汗をコントロールしたら、次は体の熱を“ためて逃がさない”ミドルレイヤーの出番です。
ここは保温の要(かなめ)となる層で、冷気を遮断しつつ、体温をしっかりキープする役割を担っています。

ミドルレイヤーに適した素材

 ・ フリース素材
 → 軽くて通気性があり、動きやすい。街乗りや日中ツーリングに◎

 ・ 中綿(化繊)素材
 → 軽量で保温力が高く、湿気にも強い。寒冷地ツーリングにおすすめ

 ・ 防風インナー/ウインドストッパー素材
 → ミドル層にプラスして風の侵入を防ぐタイプ。
 → 特に高速道路や真冬のロングツーリングで威力を発揮。

 ・ ダウン素材
 → 抜群の暖かさ。ただし濡れると保温力が落ちるので、防水アウターとの組み合わせが前提

選ぶときのポイント

 ・ 動きやすさを重視
 → 前傾姿勢でもツッパらないストレッチ性があると快適

 ・ 厚すぎないものを選ぶ
 → 重ね着しすぎるとプロテクターが動かしにくくなる

 ・ アウターとの相性を見る
 → ミドルが厚いと風が通りにくくなる反面、ムレやすくもなるためバランスが大切

こんな使い方もおすすめ
 ・ 気温が低い日は「防風インナー+薄手ミドル」で保温力アップ。
 ・ 電熱インナーとの併用で、真冬でもぬくもり長持ち。


ミドルレイヤーは、走る環境や気温に合わせて差し替えられる“調整の要”。
「保温性能が高くて、軽く、暖かい」この3つを意識すれば、どんな寒さも怖くありません。

レイヤリングの要!冬におすすめのバイク用ミドルレイヤー4選!

RSタイチ (RS TAICHI) ウォームライド ジップシャツ RSU641

あたたかさと動きやすさを両立した、冬ライディングの定番インナージャケット。
肌触りの良い裏起毛生地を全面に使用し、着た瞬間から柔らかなぬくもりに包まれます。軽いのにしっかり暖かく、ベースとアウターの中間に着るミドルレイヤーとしてぴったりの1枚です。

高いストレッチ性を備えているため、ライディング中の前傾姿勢や体のひねりにも自然に追従。長時間の走行でもツッパリ感がなく、快適なフィット感が続きます。
また、前開きのフルジップ仕様で着脱もスムーズ。休憩時や屋内での温度調整も簡単にでき、幅広い気温に対応できます。

RSタイチ (RS TAICHI) ウォームライド プルオーバーフーディ RSU642/RSU644

シンプルで動きやすく、街乗りにも馴染む万能な防寒フーディ。
保温性の高い裏起毛生地を全面に使用し、肌ざわりの柔らかさとぬくもりをしっかり両立。ライディング時の冷気を防ぎながら、軽やかな着心地でストレスを感じさせません。

高いストレッチ性を備えており、体の動きに自然に追従。前傾姿勢でもツッパリ感がなく、長時間のツーリングでも快適。プルオーバータイプならではのすっきりしたシルエットで、インナーにもアウターにも合わせやすいデザインです。

寒い日はミドルレイヤーとして、少し暖かい日にはこれ1枚でも◎。「防寒」「動きやすさ」「スタイル」の3拍子がそろった、RSタイチらしい実用派ライダーのための防寒フーディです。

山城謹製 ウルトラライト防風インナージャケット YK-212

昼夜の気温差があるときに活躍する、超軽量タイプの防風インナージャケット。
重量わずか70g、収納サイズは65×65×30mmと、まさに“ポケットサイズ”の頼れる一枚です。

生地にはシレー加工を施した30デニールのナイロンを使用。コーティングではなく生地の繊維自体をプレスして目を詰めているため、驚くほど軽く、しなやかな着心地を実現しています。薄手ながらも高い防風性能を備え、冷たい走行風をしっかりシャットアウトしてくれます。

ファスナーは信頼のYKK製を採用し、縫製はダメージを受けにくい内縫い仕様。見た目もスマートで、バイクウェアの下に重ねても違和感がありません。

カドヤ (KADOYA) HRT5 SWEAT 防寒ミドラースウェット 6587

防寒性と動きやすさを両立した、カドヤの機能系ミドルレイヤー。
表地には耐摩耗性の高いマイクロカノコ生地、裏地には380gの極厚フリースを採用し、保温力を大幅にアップ。寒風をしっかり遮断しながら、長時間のライディングでも快適な温度を保ちます。

生地は透湿防水仕様で、ストレッチ性・吸汗速乾・抗菌防臭など、多機能なスペックを凝縮。
蒸れを防ぎつつ、動きやすく、清潔に保てるのが魅力です。また、両脇と肩にはファスナーを配置し、着脱しやすさとデザイン性を両立しています。

光沢を抑えたマットブラックの質感に、さりげない転写ロゴがアクセント。機能性だけでなく、ファッション性にも優れた一着は、街中でも映える大人のライディングウェアです。

電熱インナー(電熱ウェア)の活用:冬ライディングが劇的に快適に

最近の冬ライディングでは、もはや“必需品”になりつつある電熱インナー。
スイッチひとつで温かくなる快適さは、一度使うと手放せません。寒風の中でも体幹をしっかり温めてくれる、まさに冬ツーリングの救世主です。

電熱ウェアの主な種類

 ・ 電熱ベスト/電熱ジャケット
 → 背中・胸・首周りを中心に発熱。アウターの下に着るだけで体全体がぽかぽか。

 ・ 電熱パンツ/インナーパンツ
 → 下半身の冷えを防ぎ、長時間ツーリングでも快適。

 ・ 電熱グローブ
 → 指先の感覚を保ち、操作ミスを防止。冬の安全性が大きくアップ。

電源タイプの電源方法の違い

 ・ バッテリー式(ウェア内蔵)
 → 持ち運びしやすく、どんなバイクでも使える。

 ・ USB/12V車両接続式
 → バイクの電源から給電。長距離ツーリングに最適。

使うときのポイント

 ・ レイヤリング内での位置は“ベースの上・ミドルの下”
 → 熱を閉じ込めて効率よく暖める。

 ・ 発熱しすぎに注意!
 → 低温やけど防止のため、直接肌に当てない。

 ・ コードやバッテリー位置もチェック
 → 乗車姿勢で邪魔にならない配置が大事。

こんなシーンにおすすめ

 ・ 早朝や夜間ツーリング
 ・ 標高の高い山間部ルート
 ・ ロングツーリング中の冷え対策


電熱インナーは、ただ“暖かい”だけじゃなく、集中力や反応速度を保つための安全装備。
レイヤリングに組み込めば、真冬の走りも快適そのものです。

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アウターレイヤー(風と雨を防ぐシールド)

どんなに良いベースやミドルを重ねても、外から風が入り込めば一気に冷えてしまいます。
だからこそ、アウターレイヤーは“風と雨を防ぐシールド”のような存在。
冷たい走行風や雨、雪から体を守り、体温を逃さないことが何より大切です。

アウター選びの基本ポイント

 ・ 防風性
 → 走行風を遮り、体温の低下を防ぐ。バイク専用ウィンタージャケットは風の侵入を最小限に抑える設計。

 ・ 防水・撥水性能
 → 雨や雪をしっかり弾くことで、ウェア内部の湿気を防止。透湿防水素材(例:ゴアテックスなど)ならムレ知らず。

 ・ 保温ライナー付き
 → 着脱可能なインナー付きモデルなら、気温の変化にも柔軟に対応できる。

快適性を高めるディテール

 ・ 袖口・裾・襟元の調整機能
 → 隙間風を防ぎ、冷気の侵入をブロック。

 ・ 長めの着丈
 → 腰まわりの冷えを軽減し、走行中も安心。

 ・ フード付きタイプ
 → 停車中の防寒に便利。走行時はバタつき防止の留め具付きが理想。

選び方のコツ
 ・ “バイク専用設計”を選ぶと、走行風の流れや姿勢を考慮したカッティングで快適性が段違い。
 ・ アウトドア用でも代用は可能だが、防風性と安全性はライディング用がベスト。


冬ツーリングを快適に楽しむには、この“シールド”の性能がカギ。
走行中の風を遮断できれば、体温維持が格段に楽になり、寒さを忘れて走りに集中できます。

風と雨を防ぐシールド!冬におすすめのバイク用アウターレイヤー6選!

RSタイチ (RS TAICHI) モトレック オールシーズンパーカ RSJ733

全天候型のツーリングに対応する、頼れるオールシーズンジャケット。防水素材とCEプロテクターを標準装備し、雨・風・寒さからライダーをトータルで守る1着です。

見た目はハーフジップのアノラックスタイルながら、腹部のカンガルーポケットを開くとフロントファスナーが現れるユニークな構造で、着脱もスムーズ。

アウターは防水透湿仕様で、急な雨にも安心。さらに、保温性の高いインナージャケットが付属しており、気温やシーンに合わせて単体でも重ね着でも活躍します。

また、肩・肘・背中にはCEレベル1プロテクターを標準装備し、胸部プロテクター(別売)にも対応。安全性と快適性を両立した設計です。
ほかにも、夜間走行に配慮したリフレクター、手を温められる裏起毛ハンドウォーマーポケットなど、細かな部分までライダー目線で設計されているのはさすがの一言。ツーリングだけでなくストリートにもマッチします。

RSタイチ (RS TAICHI) ヒューズ オールシーズンジャケット RSJ731

防水性やプロテクターなどの安全装備を備えながら、普段着にも馴染むストリートテイストのオールシーズンジャケット。
走行時はもちろん、バイクを降りたあとでも自然に着られるデザインが魅力です。

アウターは防水透湿素材を使用し、急な雨にも対応。
さらに、保温性の高いインナージャケット付きの二重構造で、気温に合わせて単体でも重ね着でも使える3WAY仕様。季節の変わり目から真冬のツーリングまで、幅広く活躍します。

安全面では、肩・肘・背中にCEレベル1プロテクターを標準装備。別売りでCEレベル2へのアップグレードや胸部プロテクターの装着も可能です。

フードは襟元に収納可能なデザインで、走行中のバタつきを防止。カジュアルに着られる見た目と機能性を両立した、まさに“街でも使えるライディングジャケット”です。

RSタイチ (RS TAICHI) モンスター オールシーズンパーカ RSJ726

機能性とデザイン性を兼ね備えた、ミリタリーテイストのオールシーズンジャケット。
立体的なフラップ付きポケットが印象的で、ツーリングだけでなく街中でも自然に馴染むスタイルです。

アウターとインナージャケットの二重構造で、気温に合わせて単体でも重ね着でも着用可能。保温性の高い中綿インナーは取り外し式で、真冬の寒さから春秋の涼しいシーズンまで快適に対応します。
また、防風構造のフロントフラップや高めのネックラインが走行中の冷気をしっかりブロック。撥水加工を施した表地が、雨や汚れの付着も防いでくれます。

安全面では、肩・肘・背中にCEレベル1プロテクターを標準装備し、胸部プロテクター(別売)にも対応。夜間の被視認性を高めるリフレクターや、冷えやすい手元を温める裏起毛ハンドウォーマーポケットなど、ライダー目線の工夫が詰まっています。

着脱式のフードとネックウォーマーで、防寒性とスタイルを自在に調整できるのもポイントです。

コミネ (KOMINE) エニグマG2 ヒートレギュレートジャケット JK-633

厳冬ツーリングでも快適な温度をキープする、コミネのフラッグシップ・ウインタージャケット。
NASAの宇宙服開発技術から生まれたOutlast®ライニングを採用し、体温の変化に応じて吸熱・放熱を自動調整。寒すぎず、暑すぎない“ちょうどいい暖かさ”をキープしてくれます。

胸・肩・ひじ・背中には、CE規格レベル2認証の「ENIGMA G2ソフトプロテクター」を標準装備。軽量ながら衝撃吸収性が高く、ライディング中の安全性をしっかり確保しています。
さらに、首元にはマグネット式の着脱ネックゲイターを搭載。冷気の侵入を防ぎ、走行中もあたたかく快適です。

外装にはPUラミネート加工を施したナイロンを使用し、防風・防水性を両立。裏地のポリエステルと合わせて軽量ながらしっかりとした保温性を発揮します。

温度調整機能、防寒性、安全性、そのすべてを高次元で融合したプレミアムなウインタージャケットです。

コミネ (KOMINE) エニグマG2 ソフトシェルパーカ JK-5795

街にもツーリングにも自然に馴染む、カジュアルデザインのウインターパーカ。
防風性と保温性に優れたソフトシェル素材を使用し、軽やかな着心地ながら真冬のライディングにも対応できる防寒性能を備えています。

肩・肘・胸部には、柔軟で衝撃吸収性の高いENIGMA G2ソフトプロテクターを、背中にはハニカム構造のEVAパッドを装備。動きやすさと安全性を両立し、日常の街乗りからロングツーリングまで幅広く活躍します。

さらに、着脱式の保温インナーを備えており、気温に応じたレイヤリングが可能。ベンチレーション機能も搭載しているため、春先や秋口の暖かい日でも快適に着こなせます。

サイドポケットに加えて、利便性の高いアームポケットも装備。シンプルながら機能的なデザインで、プロテクション性能を感じさせないスマートなシルエットも魅力です。

パワーエイジ (POWERAGE) N-3Bライダース PWJ0001

ミリタリージャケットの名作「N-3B」をモチーフに、バイク専用設計で仕上げたロング丈ライディングジャケット。

腰まわりまでしっかり覆うシルエットと、3重のフロントフラップ構造+ウエストゲーターが走行中の冷気をしっかりシャットアウトします。
中綿入りの極暖インナーは脱着式で、肌触りのいいボア素材が体をやさしく包み込み、真冬のツーリングでも安心の保温性を発揮します。

フロントには逆開ファスナーを採用し、裾のずり上がりを防ぎつつボトムスへのアクセスにも配慮。ボタン部分にはタンク傷防止カバーが施され、ディテールまでライダー目線の作り込みが光ります。

さらに、防水生地による耐雨性や、動きやすさを追求した立体構造など、ツーリングから街乗りまで幅広く活躍できる仕上がりが◎
肩・肘・背中にはプロテクターを標準装備し、胸部プロテクター(別売)にも対応しているので、安全面でも信頼できる1着です。

+α:首・手首・足首の“3つの首”を温める重要性

レイヤリングをしっかり整えても、意外と見落とされがちなのが「首・手首・足首」。
この“3つの首”は体温が逃げやすいポイントであり、ここを冷やすと全身の冷えにつながってしまいます。
逆に言えば、この3か所を温めるだけで体感温度がぐっと上がるんです。

首まわりの防寒

 ・ ネックウォーマーやバラクラバ
 → 冷たい風を直接受けやすい首元をしっかりガード。
 → 吸湿発熱素材や防風タイプを選ぶと効果的。

 ・ ジャケットの襟元も調整
 → ストラップやベルクロで隙間をなくし、風の侵入を防止。

手首まわりの防寒

 ・ ウィンターグローブ
 → 長めのカフ付きで袖口を覆うタイプがベスト。
 → ハンドル操作時の冷えを防ぎ、感覚を保てる。

 ・ ハンドルカバーやグリップヒーター
 → 長距離ツーリングでは、併用でさらに快適。

足首まわりの防寒

 ・ ウィンターブーツまたは防風インナーソックス
 → 足首の隙間風をカットし、冷気の侵入をブロック。

 ・ 厚手ソックス+インソール
 → 足裏の冷えを防ぎ、長時間の走行でも快適に。

ちょっとした工夫で大きく差が出るのが、この“3つの首”対策。
どんなに高機能なウェアを着ても、ここが冷えてしまうと寒さを感じてしまいます。
レイヤリングと合わせて、体の“入り口”をしっかり守ることが、冬ツーリングを快適に楽しむコツです。

冷えを寄せつけない!“3つの首”を温めるおすすめ防寒アイテム

RSタイチ (RS TAICHI) 防風ネックウォーマー RSX163

首元の冷えを防ぎながら、息苦しさを感じさせない高機能ネックウォーマー。
防風透湿素材を挟み込んだ3層構造により、冷たい走行風の侵入をしっかり軽減。内側には肌触りの良いフリース素材を採用し、ぬくもりと快適さを両立しています。

ストレッチ素材を使用したチューブタイプで、首まわりにしっかりフィット。後部にはゴムバンドを配置し、ズレにくく安定した装着感を実現しています。
また、中央部分にはベンチレーションホールを設けることで呼吸がしやすく、走行中の息苦しさを軽減。ヘルメットの下に着けても違和感がありません。

防風性と快適性を両立したこのネックウォーマーは、冬ツーリングの必需品。冷たい風が首元から入り込むのを防ぎ、長時間の走行でも体温をしっかりキープしてくれます。

RSタイチ (RS TAICHI) ウォームライド インナーグローブ(ロング)RST131

冬のツーリングで“手首の隙間”をしっかり守る、ロングカフタイプのインナーグローブ。
肌触りの良い裏起毛生地を使用し、薄手ながら高い保温性を実現。素手のような操作性を保ちながら、指先までしっかり暖かさをキープします。

カフ(袖口)を長めに設計することで、ジャケットとグローブの間にできる隙間をカバー。走行風の侵入を防ぎ、冷気による指先の冷えを軽減します。ストレッチ素材を使用しているためフィット感が高く、ライディング中の細かな操作もスムーズです。

また、インナーグローブを使うことで、外側のグローブに汗や皮脂が付着するのを防ぎ、清潔な状態をキープ。快適性と防寒性を両立したこの一枚は、冬ツーリングの強い味方です。

コミネ (KOMINE) ネオプレーンアンクルウォーマー AK-075

冬のツーリングで意外と冷えやすい足首まわりをしっかり守る、ネオプレーン素材のアンクルウォーマー。
高い保温性と防風性を兼ね備えた厚手の生地が、シューズの隙間から侵入する冷たい風をシャットアウトします。

ネオプレーン特有の柔軟性と伸縮性で、足首から足の甲までやさしく包み込み、冷えやすい足元をあたたかくキープ。つま先部分には防風素材を使用し、さらに特殊縫製によって靴を履いたときの圧迫感を軽減。長時間の走行でも違和感のない快適なフィット感を実現しています。

シューズの中で目立たないアイテムながら、体感温度をしっかり底上げしてくれる冬の必需品。足元から冷えるライダーには“大きな効果”を実感できるアイテムです。

まとめ:レイヤリングを味方に、冬も快適に走ろう

冬のライディングは、寒さとの戦いではなく“準備”で快適さをつくる季節。
ベース・ミドル・アウターを重ねるレイヤリングを意識するだけで、体温のコントロールがぐっと楽になります。

電熱インナーや防風インナーを組み合わせれば、真冬でも安心。
さらに“3つの首”を温める工夫を加えれば、長時間の走行でも快適さをキープできます。

正しい装備があれば、冬ツーリングはむしろ最高の季節。
冷たい空気と澄んだ景色を、心地よく楽しみましょう。