ゴールデンウィーク目前、ツーリング前にメンテしよう

バイクで遊ぶ
まもなく待望のゴールデンウィークがやってきます。温かく、カラッとした天気の多いこの季節は、まさにツーリングのためにあるといっても過言ではありません! そんなゴールデンウィークを満喫するために、愛車のメンテナンスは欠かせません。今回はバイクのメンテナンス方法についてご紹介していきますので「もう知っているよ」という方も、ここで一緒におさらいしていきましょう。

エンジンのメンテナンス

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まず欠かせないのはエンジン系のメンテナンスです。主に「エンジンオイル」「冷却水」「エアクリーナー」「スパークプラグ」の点検が必要となり、この内エアクリーナー以外は自分で点検することができます。エアクリーナーは配線が数多く箇所であるためチェックが難しく、メンテナンスをしたい場合はショップ店員などに相談すると良いでしょう。

エンジンオイル

エンジン内の潤滑、洗浄などする役割があるエンジンオイル。だいたい年に3回程度交換をする必要があります。交換の手順としては、まずオイルの量・汚れをチェックした後でオイルを排出。ワッシャーとボルトを外した上で、オイルフィルターを新しいものに取り換えます。そこまで終わったら、新たなオイルを注入していきましょう。

冷却水

オーバーヒートを防ぐ役割を果たす冷却水。基本的に2ヶ月に1回はチェックをする必要があります。チェックはエンジンが冷えている際におこないましょう。アッパーとロアーラインの間に冷却水が確認できれば、特に問題はありません。

スパークプラグ点検

スパークプラグは、燃料室内に火花を飛ばす役割を果たしています。ここが汚れていると、危険な事態を招きかねないため、予めキレイにしておくことが大切です。

ブレーキ・クラッチレバー等のメンテナンス

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ブレーキのメンテナンスは、安全のためにも欠かさずしておくべき部分といえます。その中でも「ブレーキパッドの交換」に関してはミスが許されないものであるため、基本的にショップでおこなうことがオススメ。その他のメンテナンスに関しては、以下の通りです!

クラッチレバー調整

頻繁に操作する部品のため、定期的にチェックすることが求められます。メンテナンス後、レバーを握り、遊びが規定の範囲であれば大丈夫です。

ブレーキレバーのグリスアップ

クリーナーを使ってキレイに掃除しましょう。ただし、グリスはホコリを吸着しやすいため、塗る量には注意してください。掃除後、アジャスターをまわし、適切な位置でしっかりと締めましょう。

ブレーキフルード交換

握った力をキャリパーに伝える役割を持つブレーキフルード。ここの交換を怠りブレーキフルードがなくなってしまうと、気泡が発生しエア嚙みの原因になってしまいます。

バッテリーなど電気系のメンテナンス

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バッテリーのチェックもバイクのメンテナンス時には必須事項です。電気系統のため、安全に注意しながらチェックをおこなってください。

バッテリー点検

セルやライト類の電気類を正常に機能させるため、だいたい2~3年に1回は交換をおこなうようにしましょう。また、安全のため作業時には必ずキーをOFFにしてください。

ヒューズ点検

ヒューズの役割は、バッテリーからの余分な電流を遮断し回路を守ること。そのためこまめにヒューズを取り外し、サビがないかどうか、端子部分をしっかりチェックすることが求められます。

ヘッドライトバルブ交換

まずヘッドライトを外して、新しいバルブに交換します。この際、しっかりライトが点灯するかどうかについても確認をしておきましょう。

タイヤ・チェーンのメンテナンス

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メンテナンスの中でも、特に注意しておこないたいのがタイヤ・チェーン部分です。事故に直結する部分でもあるため、チェックは念入りにおこなっていきましょう。

タイヤ点検

メンテナンスの中でもかなり重要な部分です。基本的に1~2ヶ月に1回は点検し、溝が減っている場合は交換しましょう。溝が減ってきたかどうかに関しては、スリップサインによって判断ができます。

ドライブチェーンの調整

ドライブチェーンは、エンジンの動力を後輪に伝える役割を担っています。ウェスで油などを拭き取った後、チェーンに適度な緩みがあるか確認しましょう。緩み過ぎていたり、張り過ぎていたりした場合は、リアのシャフトを緩めることでタイヤをまわるようにしておき、チェーンを張り直し、適切な緩みができるまで調整します。

しっかりとメンテナンスをおこない、楽しいゴールデンウィークを!

ツーリングを楽しむためにも、しっかりとしたメンテナンスは必要不可欠です。しっかりとメンテナンスをおこないゴールデンウィークのツーリングを楽しんでください!